Column
vol.232
- こんにちは横山です。
- 2011.05.16
- この間まで雪かきしていたかと思えばいつの間にかゴールデンウイークも終わっていました(笑
春のシーズ最中より同時進行していた秋シーズンの準備も今年はちょっとしたサプライズが・・・
さて良い写真を撮るためには、必要なファクターがいくつかあります。
あの偉大なアンリ・カルティエ・ブレッソンが残した言葉に
「決定的瞬間」と言う言葉があります。
それは
1.光
2.構図
3.感情の高まり
以上の3つの要素が一致した瞬間だという事ですが・・・
まず光ですが、可視光線で撮る一般の写真は光が無ければ写す事が出来ません
ですからまず光が最重要と言えるのですが
どんな光でも良いという訳では当然なく、絵画と違い写真ではまずこの光を作り出さなければいけません・・・ここが重要なのです
中世の画家レンブラントは肖像画に斜め45度に入る光線を用い、光と陰の魔術師と言われ、現在の写真ライティングでもレンブラントライトと言われライティングの基本となっています。
僕はこのライティングは日本人には合わないと思っていますが・・・
写真から離れますが、我々日本人は光に対して少し無頓着だなと、よく思います。
温泉の大広間や居酒屋のカウンターはなぜあんなに明るく均一な照明なのか?
そういえば古い日本画にも光は描かれていませんね。
次に構図、良い被写体、良い光があったとしても、それらをい生かす効果的な構図がとれなければ、全く説得力に欠ける写真となってしまいます。
黄金比率と言われるのは1対1.618ですが、あくまで統計学上の数字ですから様々ですが、これは思い切ったトライで洗練されていきます。
最後に感情の高まり、僕の場合は人ですから、いかに感情移入出来るかと言う事ですが、
未だ難しく思いますが・・・熱さと冷静さ・・・両方必要ですね。
たまには写真の話・・・でしたが(笑
さて、7月に秋シーズンに向けてスタジオの改装をします、7/16には新しくなったスタジオで皆様をお迎え出来ますよ〜乞うご期待♪
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