vol.224

東北地方太平洋沖地震お見舞い申し上げます

2011.0314

スタッフHです。
2011年3月11日14：46頃東北・関東を襲った大地震。
その日休みだった私は、家でテレビを見ていました。
今まで見ていた番組がいきなり速報に変わり、初めて恐ろしい事態を知ったのです。
そして津波……。
それからは余震と津波の警報・注意報が10分とおかず報じられ、テレビの中のキャスターは一様にヘルメットをかぶり、夜通し注意を呼びかけ続けていました。

一夜明けて次々に報じられる恐怖の現実。
死者、行方不明者の数字は拡大し続け、原発の件もありさらなる不安も浮き彫りに……。
自然を前に人間はあまりにも無力……。
福井でしても何にもならないと思いつつ節電したり、募金したり。
そんなことしかできない私はさらに無力だと思い知らされました。

そんな中、被災者が危険を顧みず自宅のあった場所に訪れる姿が報じられました。
手には家族写真のアルバムの1ページが。
アルバムは水の力で分解してしまったのでしょう。
それでも透明フィルムの間に挟まった写真は、ご家族様の笑顔をしっかり写し出していたのです。
私はハッとしました。
毎日家族様やお子様の撮影をさせていただけるのは、とても幸せなことなんだと。
横山とお客様との会話でも、そんな話を何度か耳にしました。
当たり前では決してなく、みんなが揃って撮影していただけることはとても幸せなこと。
そして写真は、今を切り取った大切な思い出の品なのです。

あらためて自分の仕事に誇りを持ち、これからもお客様の素敵な思い出作りのお手伝いをさせていただきたい。
横山スタジオは、いつも変わらずお客様の傍に有り続けます。
いつでも撮影においでください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。